2014年8月18日月曜日

ランニング前のストレッチは無駄 ニューヨーク カイロプラクティック的な考え

私のクリニックではプロ、アマを問わずアスリートを治療するので、
ストレッチについての質問を良く受けます。

今回は最も一般的なスポーツであるランニングについて、良く聞かれる質問についてです。


Q、『ランニングの前はどんなストレッチをしたら良いですか?』

A、『ランニングの前にストレッチはいりません。』



これを聞くとハムストリングのストレッチを期待していた患者様は大変驚くのですが、
実は私達、ドクターの間では常識で、
もう相当前からいろいろなリサーチ、研究によってランニングの前のストレッチは
『怪我の予防に全く効果がない』ことが明らかになっています。

さらに、ランニング前にストレッチをした場合の方が怪我につながるとの研究もあります。

なので、現代医学では、はっきりとランニングの前のストレッチは必要ないとされているのです。

そもそもストレッチで筋肉を伸ばせば可動範囲が広がるので怪我の予防にながるというのがストレッチの発想なのですが、ランニング中の怪我はほとんどの場合、関節、筋肉が最大に伸ばされている状況では起こりません。

筋肉が長くなりながら力を発揮する、難しい言葉を使うと、伸張性収縮の時に怪我が起こります。
つまり、静的なストレッチとはあまり関係がないのです。


かといって朝起きて、いきなり全力疾走も良くありません。
軽く歩く、ジョギング等の動きを入れる運動がおすすめです。
これはいわゆる『アップ運動』であり、怪我の予防にも効果があります。

なので、ランニングの前は軽いアップのウオーキング、ジョギングで体を動かしてから
行う事がお勧めです。

ランニングの後のストレッチは大切です。
壊れた筋肉が癒着するので、適度な一般的ストレッチでこれを予防しましょう。

また機会をつくって簡単な運動もアップできればと考えています。

Happy Running!!

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2014年6月13日金曜日

スポーツとニューヨークのカイロプラクティック

カイロプラクティック治療はスポーツと相性がいいか?

スポーツに特化した医師の行う治療は相性がいいと言えます。

実はアメリカでカイロプラクティックはほとんどのプロスポーツ現場で活躍しています。

これも特定のスポーツではなく、思いつくほとんど全てのスポーツに関与しており、
私の友人達が手伝いをしている競技だけでも実に様々です。

ではどうやってスポーツに特化したドクターを探すのか?

実はアメリカのカイロプラクティックにはスポーツに特化したライセンスが存在します。

CCSP®(Certified Chiropractic Sports Physician®)=スポーツ認定医

と言ったところでしょうか。

カイロプラクティック一般の開業資格を修得後、決められた時間の勉強をこなし、試験を受けてこのライセンスが取得できます。
また医師免許と同様に免許の更新もあり、毎年一般の医師より多くのセミナーを取らなくてはなりません。

本場、アメリカにおけるカイロプラクティックの資格では最も知名度の高い資格です。

これを持っていれば良いドクターかどうかは全くわかりませんが、参考までに
アメリカでスポーツに特化したカイロプラクティックを探している場合は是非参考にしてみてください。


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2014年3月13日木曜日

頭痛とカイロプラクティック ニューヨークのカイロプラクティック事情

頭痛もカイロプラクティック適応症状です。

簡単に頭痛と言ってしまうと何でも治りそうなイメージを持ってしまいますが、
残念ながらそんな事はありません。

脳の腫瘍、出血等々、恐ろしい病気でも頭痛を引き起こしますし、カイロプラクティック適応外の頭痛は沢山存在します。

ただ、一般的に多い頭痛は頭痛筋緊張性で、これはカイロプラクティックの適応です。
これは筋肉の緊張からおこる頭痛で、診断は問診、整形外科的検査等を通して可能です。
レントゲン、MRIなどの画像では筋肉の緊張は写らないため、画像での診断は不可能とも言えます。

また、頭の片側が痛い事を『片頭痛』と勘違いされている患者様も見えますが、
これは間違いです。
筋緊張性頭痛と偏頭痛では診断も治療も全く異なります。
偏頭痛も画像診断は難しいのが現実なので、レントゲン、MRIから『偏頭痛です』とは
診断ができません。

病院で処方される薬も異なるので、鑑別診断は大変重要です。

症状のある方は自己判断はせずに、まず医療機関を受診しましょう。


さて、本題であるカイロプラクティック治療が、一般的な頭痛に効果的な理由は、

1、首の筋肉の緊張を緩和できる。
2、首へ負担をかける原因を治療できる。
3、食生活、運動等、セルフケアのアドバイスができる。

等があげられます。

2、3に関しては特に、医師と共に本当の原因を理解し、本人が生活習慣から
改善する事が大変重要なことは明らかですね。

参考までに『首の骨のズレ』だけが頭痛の原因ではありません(笑)。



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2014年2月19日水曜日

レントゲンは必要か? アメリカ、ニューヨーク的カイロプラクティック。

アメリカのカイロプラクティックは『レントゲンを撮る』
ことで日本の一部の治療家に知られています。

また、日本ではMD、医師しかレントゲンを撮る事ができないので、接骨院、カイロプラクティック、整体等でレントゲンを撮る事はありません。

そして、昔の世代のカイロプラクティックがアメリカで常にレントゲンを撮っていた事もあり、現在でも日本ではカイロプラクターの多くが初診時にレントゲンで背骨のズレを探すと考えられています。

はっきり言ってしまうとこれは間違いで、すべての患者さんにレントゲンは必要ありません。

解りやすいルールで足首を出しますが、
例えば足首の捻挫にしても、レントゲンの必要が無い事は多いのです。
『オタワ アンクル ルール』

これはいつ、どのタイミングでレントゲンを撮るかを決める為のルールで、
逆に言うとこれ以外はレントゲンが必要ない事を意味します。

詳しく読むと、sensitivity が非常に高く、有効な方法であることも解ると思います。
(これはこの検査、お話がどれだけ信憑性があるのかを知る為の数値で、検査の最も重要な数値とも言えます。)

詳しくは書きませんが、腰痛、首の痛みでも同様で、いつレントゲンが必要かは
『気分次第』でも『直感』でも『全員に必要』でもなく、
ルールがあるのです。

もう一つ、首に関しても、その昔は良く言われた、『ストレートネック』
これはレントゲンで
頸椎(首の骨)の正常なカーブが無くなってしまった状態について一般的に
表現する言葉なのですが、

痛み、症状とこの『レントゲン画像』に関連性は無いとのリサーチが出ています。
つまり、首の曲がり方を見る為レントゲンを撮る事に意味が無いことを意味します。

横から見た首のレントゲンで『首のカーブが無くなっているから痛いのです』
との診断を受けて悩んでいた方も、

『首のカーブが治らなくても、痛みは治る』可能性がある事を指します。
逆に言うと『首のカーブが治っても痛いまま』の可能性もある訳で、
恐ろしい話ですね。

そもそも一般的な腰痛、首の痛みの多くが軟部組織の損傷。
これらはレントゲンでは診断不可能なので、必要も無い訳です。

ただ、レントゲンが必要なケースも沢山あります。

結論としては、
素人で判断することは難しいので専門医の判断に任せてください。

また個人の判断基準を持つ方も多いので、レントゲンを撮るタイミングなどで
医師の善し悪しは解りません。

また結論が非常に曖昧になってしまいました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

未だフェイスブックにコメントが来た事は無いのですが、どなたかいかがですか?
そもそも最後まで読んでいる方は何人見えるのでしょうか??
不安な限りです(笑)。







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2014年2月14日金曜日

ニューヨーク カイロプラクティック的な腰痛の運動

腰痛に運動が大切なことは何となく誰でも気がついていると思います。
これは本当のことなのですが、残念ながら本当に必要な運動は
ほとんどの場合、一般的な腹筋運動ではありません。

小学校、中学校の体育の授業で行なった、一般的な腹筋、背筋運動は腰痛を治すどころか、むしろ腰痛を悪化させる可能性のある運動で、アメリカの医療現場で処方される事はまずありません。

アメリカでは腰痛に対する運動療法は『Rehabilitation exercise』と言われます。
これは直訳すると日本の『リハビリ』なのですが、日本のリハビリの様に電気治療や
牽引治療、また温熱で治療する事ではなく、運動療法の事です。

私達、カイロプラクティック治療を行うドクターも、PT(理学療法士)もATC(アスレチックトレーナー)もこの英語の意味でのリハビリを行ないます。
ジムなどで働く、パーソナルトレーナーの方達も運動にてクライアントの腰痛が軽減した、完治した経験は沢山あるはずです。
個人レベルで運動を始め、腰痛が解消された人も見えると思います。

これはライセンス、資格の枠を超えて、いかにこの治療法が効果的かの証明とも言えます。

色々な運動、リハビリがありますが、プロが行なうとこれがどう変わるのか?

最も大きな違いは、治療法はほとんど全ての方法が、科学的に根拠のあると研究によって証明された方法を処方することです。
個人の経験、体験ではなく、これらの方法をより早く、有効に治療に取り込むことが、
臨床の現場で重要視されます。
20年の経験、30年の経験も個人レベルでは大切な事ですが、臨床研究結果、科学的な根拠とは、何人もの経験、データを使える事とも言え、一人の経験で到底追いつけるレベルではありません。


また、診断に基づいて行なえば必要なエクササイズを絞り込むことが可能です。

例えばAさんの腰痛が週に3回のヨガクラスを2年続け改善したとします。

素晴らしいことですが、専門家はこの中のどのエクササイズが最も効果的で、
どれが必要ないのかを処方することができます。家で簡単にできるのであれば、時間の短縮にもなります。

勿論、ヨガには腰痛、痛み以上の効果もあると思いますので、あくまでも痛みのリハビリとして科学的にヨガを分析した場合のお話です。


そして、ある程度運動ができる様になれば、色々な動作ができる様になるので、ご自分で家庭、ジムなどで運動を行なう事ができるのですが、そこまでの基礎体力、安定感をできるだけ早く、安全にトレーニングする事がプロの特徴と言えます。


いろいろ書きましたが、とにかく『腰痛にリハビリ、運動療法は大変効果的』
ニューヨークのカイロプラクティックはこんな治療を行なってます。のお話でした。

機会があれば具体的な運動もアップしていきたいと考えています。
何か知りたい事があればお気軽にメッセージをください。














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2014年1月29日水曜日

膝の痛み ランナー

ランニングの膝は良く相談を受ける症状です。

どんな治療を受ければ良いのか?

何を改善するべきか?
等です。

まず大切で簡単にできる事

1、休憩
痛ければ無理をしない事。ドクターの診断を受ける事。
追い込まない事。

2、直後は冷やす。
意外に『痛みの箇所は温めて、血液循環を良くすれば治る』と勘違いしている方が見えますが、間違いです。
痛みの直後は冷やしましょう。

次に、簡単な原因ですが、これは色々有ります。

走り方
走り方と痛みは大きな関係があります。
自分で治そうと、走り方を研究する人も見えますが、これは悪い考えではありません。
ただ、解剖学、生理学を理解して、医学的な診断ができる人と、素人では結果は随分異なるので、あくまでも自分自身の分析はほどほどにですね。


靴は一般的に最も重視される様ですが、すべてではありません。
靴を変えたら痛みが無くなったとしても、原因はこれだけではないかもしれません。
そして、未だに言われ続ける『プロネーション』。これは足の土踏まずが無くなり、
内側に崩れてしまう事です。これにより足首から骨盤にまで影響が出る事は確かですが、
足首から下の動画、写真をとって靴を決めてしまうことには賛成できません。
そして、『靴を変えても走り方は変わらない』との研究も発表されています。
悪いのは靴ではなく、体かもしれませんね。

練習メニュー
これは圧倒的に重要です。
追い込みすぎれば故障に繋がりますし、ただ長く走るだけではなかなか速くはなれません。速く走る事に興味がなく、ただ走ることが好きな人は、気軽に走れば大丈夫ですが。

体の不調
これは意外に見落とされがちですが、膝が痛いから、膝に原因があるとは限りません。
体の全体をチェックして、他に問題点を探し、それらを治療する事で膝が改善する事は良く有ります。痛い所に注目しすぎると、他が見えなくなってしまうのです。

故障の診断はレントゲン、MRI、整形外科的検査等で診断を付けますがもう少し大きな視野で、何で故障してしまったのかを考え分析することが重要です。
あくまでも原因があって結果なので、原因を探す事が重要なのです。

最後になりましたが、治療の過程で最も重要なことは、上記の事セルフケアでは無く

『医学的な診断』です。

診断とは目的地までの地図の様な物。これが無ければ治療も何も不可能です。
ただ、痛みは、痛み止め、マッサージ、鍼、温泉。。。なんでも緩和が可能です。
痛みが楽になることと治る事は無関係なことを忘れてはいけません。

そして、診断に対して先ほどの何で症状が起こったのかを、走り方、全身を通して分析する事で、ようやく治療の作戦を立てる事ができます。

痛みが出たら、落ち込まずに、自分を見直す良い機会かもしれませんね。

ニューヨーク近辺の方で、お困りの方はお気軽に連絡ください。
週に一回セントラルパークを走る会もあるので、こちらも参加可能ですよ。



写真は1/26-2014 マンハッタンハーフの直前。気温はなんと−7°C。給水所の水はすべて氷っており、走りながらコップ表面の氷を飛ばし、下に残った少量の水を飲みながらの完走です。セントラルパークを2周ちょいのコースは前日の雪で最高の景色でした。




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