2013年2月28日木曜日

カイロプラクティック検索 英語と日本語

カイロプラクティックは東洋、日本のものと思われる事があるのですが、アメリカがオリジナルです。日本の整体と中国の手技療法などと混乱される方が見えると思いますが、整体は日本、カイロプラクティックはアメリカがオリジナルなのです。

整体の話は少し横において、今日はカイロプラクティックについてです。

『カイロプラクティックとは』を簡単に説明すると、薬、手術、注射など意外の方法で筋肉、骨格系の治療をする専門医です。
英語で"what is chiropractic"とgoogle検索すると、ACAのサイトがトップに上がります。

そして、ここには私がいつも書いている様な事、つまり『筋肉、骨格系の専門医』と書かれています。
  wikipedia にはカイロプラクティックの歴史を振り返り、その昔、医師会に『科学的根拠無し』と言われ、その後に科学的根拠のリサーチを発表し、現在の政治的、社会的地位を築いた歴史などが登場します。性質上か、少し古い、時代遅れな感じもありますが、納得のできない範囲ではありません。

そしてこの検索を日本語で行なうとどうなるか、『カイロプラクティックとは』と日本のgoogleで検索してみてください。
善し悪しはひとまず置いておいて、日本とアメリカの『カイロプラクティック』の違いが理解して頂けると思います。
まず正式な団体などではなく、個人レベルの価値観が書かれているサイトがトップに多いことが特徴です。
いかに日本に全体を統轄する組織が無いかが解ります。


ウィキペディアに関しては英語と全く違い、日本独自のカイロプラクティックについて書かれています。
さらに、
この最後に『誰でもカイロプラクターを自称することが可能』と書いてありますが、これが日本の最も大きな問題と言えます。法律、資格が存在しないので、日本では誰でもできてしまう職業なのです。


実はこれは先進国ではほとんど無い例です。
日本では『アメリカではカイロプラティックは法制化されている医学で〜』の文章を見かけますが、これは間違いではありませんが、正解とも言えません。

実際のところアメリカだけでなく、日本以外のほとんどの先進国ではカイロプラクティックは法制化されています。

つまり、アメリカが珍しい国ではなく、

『日本が珍しい国』なのです。


そして、アメリカを始めとした先進国ではライセンス(医師の免許)を管理する、団体があり、この機関を中心に大学での教育カリキュラムなどを管理しています。
これが最低限の医師、ドクターの知識、質を決めることにも繋がり、国民が安全、効果的な治療が受けられるシステムと言えます。

さてここからは、私の個人的な意見ですが、
日本における無資格問題の大きな問題点は、『治らない治療』ではなく

患者さんが本当に必要な治療を受ける機会を逃してしまうことだと思います。

良く話題になる、治る治らないのは別に大きな問題ではないと思っています。
現在受けている治療が納得できないのであれば違う場所で治療を受ける選択肢もあります。
無免許治療による事故は確かに問題ですが、これは医師免許を持つ医師の手術で問題が起こったり、薬による副作用など、医療行為であれば、多少のリスクはあるので、許容範囲、事故の度合いによります。

私達、専門医の行なうカイロプラクティック治療ですら、少ないですがリスクは伴います。
ただ、医学の知識の乏しい人のカイロプラクティック治療は、リスクの方が高そうなので私は受けたくありません(笑)。

さて、無免許問題の最も大きな問題点は、治療後に症状が楽になったという理由で通院を続け、『本当の原因を治す機会を失ってしまうこと』だと私は考えています。
たとえ癌の腰痛でも、治療を受ければ楽になる事は驚く事ではありません。
そんな事を繰り返している間に病巣が悪化し取り返しのつかないことになってしまうことが私の考える最も大きな日本における問題点です。

今後の日本における法律がどうなるかは私には解りませんが、国民のためにも、世界標準レベルのカイロプラクティックを行なっている先生のためにも、何だかの解りやすい目安が必要だと考えています。

余談ですが、検索してみるとアメリカの大学を卒業して日本に帰った先生は(卒業がポイントです。留学、勉強、短期実習コースではありません)ほとんど顔見知りの方である事に気がつきます。

日本に『カイロプラクティック』の看板は大量に存在しますが、本当の教育を受けている先生達は意外に近くで繋がっていたりするのです。

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