2012年5月15日火曜日

デスクワークと腰痛 ニューヨーク ジャピオン記事 第4回

デスクワークの人が腰痛になりやすいのはなぜですか?
最大の原因は、基本的に同じ姿勢で座ったままなので、椎間板(ついかんばん)や腰に少しずつ負担がかかった状態が続くこと、そして常に決まった筋肉しか使わないことです。
 腰痛は、背骨の関節の動きが悪くなり、筋肉が〝壊れる〟ことで起こります。交通事故などで強い衝撃が瞬時にかかる場合と、弱い力が続けて長時間かかる場合の2通りがあり、デスクワークの人は後者です。短時間の作業では痛みがなくても、5、6時間と続くと体は相当につらい状態になります。

予防する方法はありますか?
仕事で座りっぱなしになってしまう人は、朝、夕、週末などに適度に体を動かすことを心掛けてください。また、デスクワークを30分続けたら、いすから立ち上がる習慣をつけましょう。歩くとさらに効果的ですが、立つだけでも、体への負担は格段に軽減されます。痛みはなくても、定期的な治療を受けることも予防になります。
 いすは、座ったときに足の裏が床にぴったり着く高さが理想です。座るときは、お尻がいすの背もたれに触るまで深く腰掛け、背中を真っすぐ伸ばします。浅く腰掛け、背中を丸くした姿勢は楽な気がしますが、腰の椎間板と筋肉に大きな負担が掛かります。
 座面の沈むいすは、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸くなりやすいので長時間の仕事には不向きです。一方、座面が前に傾くタイプのいすは、腰の位置を少しずつ変えられ、姿勢も骨盤がやや前傾する正しい形に近くなるので、腰の負担を減らせます。背もたれと腰の間に入れるクッションは、腰の正しいカーブをサポートしますが、いすの種類や本人の姿勢などによって個人差があります。
 いすは、座ってみて、高さや座面の角度を調整できるかなどを確認して選びます。体をいすに合わせるのではなく、体に合ったいすを使うことが大切です。

スポーツと腰痛の関係は?
ゴルフやジョギング、ウォーキング、テニスをしていて腰を傷めたという人は、スポーツが原因というよりは、体幹(胴体)が弱くて体の安定感がない、背骨の関節がうまく動いていない、筋肉が損傷しているなど、体の状態に問題のあることが多く見受けられます。腰痛の原因は、運動歴や生活習慣を踏まえた上で、触診、整形外科的検査、画像診断などを包括的に考慮しなければ診断できません。単にスポーツをあきらめてしまうよりも、痛みの本当の原因を治療することが長期的には大切です。
 また、運動自体は健康的ですが、フォームや方法を間違えると、かえって害になる場合もあります。正しいフォームには無駄がなく、腰への負担も少ないはずなので、特にスポーツ初心者の人は専門家について習うことをお勧めします。
 靴の選び方も大切です。あまり知られていませんが、土踏まずが低いと、ひざ、股関節、骨盤に影響し、ひいては腰痛の原因になります。ウォーキングやジョギングをする際は、ある程度クッションがあり、土踏まずのカーブをサポートする靴を選びましょう。
 長期的にスポーツを楽しむ鍵は、専門医の正しい診断と治療、正しいフォームや体の使い方、自分に合った道具、そして必要な筋力を補うことです。



やっと4回までアップしました。
改めて見直しましたが、意外に言いたい事がうまくまとめられています。
少しでもアメリカと日本のカイロプラクティックの違いが日本語を読む方に伝わって頂ければ幸いです。

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