2012年1月19日木曜日

カイロプラクティック レントゲン

『アメリカのカイロプラクティックではレントゲンを撮ってから治療する』

私も、渡米前の若かりしころはとてもこれに憧れました。

日本ではカイロプラクティックは法制化されていないため、ライセンス、国家資格は存在せず、誰でもがカイロプラクター、整体などなどの名前で開業できてしまいます。

このため日本のカイロプラクティックにはレントゲンは勿論、診断、保険診療などなどもほぼ存在しません。

日本の診療していた頃は、アメリカでカイロプラクターが毎回レントゲンを撮ってから治療に入る事を聞き、憧れすらありました。

『骨をレントゲンで確認し、方向を定めて矯正する』っと言ったイメージですね。


そしてニューヨークでドクターとして開業する現在は....なんとあまりレントゲンを撮っていません。

日本にいた頃と違い撮れるのですが、必要ないので撮らないのです。

理由はいろいろありますが、まずレントゲンでは骨しか写らず、軟部組織、筋肉などの診断は全くできません。

つまり、診断するために必要なく、治療法にも影響を与えないことが多いのです。

そして何とレントゲンで方向を定めて矯正しても全く効果には変わりがないとのリサーチ、研究結果が、
多数あり、矯正の方向を定める為にレントゲンを撮る意味がないのです。

ただ、骨折や骨の変形を疑った場合は診断に必要なので撮ります。

時々『レントゲンは必要ありません』と初めての患者さんに話をすると

『めんどくさがっているのでは?』
と疑われることがありますが、これは誤解です。

必要の無いことはしたくないだけなのです。

日本の患者さんは特に『腰痛の検査ははまずレントゲン』のイメージがありますが、
実はレントゲンで診断ができる腰痛の方が圧倒的に少ないのです。

ということで、アメリカのカイロプラクターはレントゲンを撮る事はできますが(法的に)、
エビデンスベース(科学的な根拠)を基に治療するドクターは常にレントゲンを撮る治療はしていません。

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