2011年9月21日水曜日

NYジャピオン 連載 2 足にくる椎間板ヘルニア

2回目の連載記事です。

ヘルニアの場合のカイロプラクティック治療は少し特殊です。
ただ、検査、診断なしで本人がヘルニアと思っているだけのケースも多くあります。

興味のある方は読んでみてください。


ニューヨークジャピオン 心と体のメンテナンス



椎間板ヘルニアはどういうものですか?

脊椎の骨と骨の間には椎間板と呼ばれる軟骨があり、クッションの役割をしています。椎間板ヘルニアとは、椎間板が何らかの原因で壊れ、中身の髄核が外に飛び出した状態をいいます。首や腰で起こることが多く、腰の場合の主な症状は、ひざから下の痛みやしびれ、筋力低下、腰痛など。排尿障害を起こすこともあります。
 意外かもしれませんが、椎間板ヘルニアは20~40代に多く見られます。この年代の人は髄核がまだ〝元気〟なので、椎間板が壊れた際に外に飛び出しやすいのです。椎間板の損傷は、事故などの強い衝撃がきっかけになることもありますが、最も一般的な原因は、日常生活の動作で繰り返し負担がかかることです。
 また、特徴的な激しい痛みは、漏れ出た髄核が神経を直接押さえるためと考えられてきましたが、近年は、壊れた椎間板から出る化学物質が原因ともいわれています。



どのように治療しますか?

まずは、正しい診断が必要です。「腰や足が痛い=椎間板ヘルニア」ではないし、逆にMRI(核磁気共鳴画像法)検査で椎間板ヘルニアが確認されても、それが必ずしも痛みの原因とは限りません。痛みはないのに、検査で異常が見つかることもあります。椎間板ヘルニアを確実に診断できるのはMRI検査だけですが、それのみに頼り過ぎるのは問題です。診断は、画像診断のほかにも問診や触診、整形外科的検査の結果を総合評価して行われるべきです。
 治療では、椎間板にかかる圧力を減らし、症状を軽減させることを目指します。よく勘違いされることですが、飛び出た髄核を小さくしたり、取ったりすることではありません。治療法はカイロプラクティック医師によって異なり、私の場合は、腰に負担がかからないようにするための背骨の治療、神経と筋肉の治療、生活習慣の改善、そして筋力トレーニングを総合的に行います。
 背骨の治療は、コックス・テクニックという技術に基づく特殊な治療台を使います。うつ伏せに寝た状態で、椎間板ヘルニアが起きた部位を優しく引っ張ったり曲げたりして椎間板にかかる圧力を減らします。
 自宅でできるエクササイズも指導します。マッケンジー・エクササイズといって、椎間板の圧力を減らすために大変有効です。
 また、腰に堅めのベルトを着用すると、ベルトが筋肉を支えて腰への負担が軽減します。ただし、長時間着用すると筋力が低下して逆効果なので、ベルトの着用方法や選び方は専門家に相談して下さい。
 20~30年ほど前までは、漏れ出た髄核を摘出する手術がかなりの頻度で行われていましたが、現在は一部の例外を除き、カイロプラクティックやリハビリテーションなどの物理療法を数カ月行い、効果がなかった場合に手術に踏み切るのが一般的です。的確な治療を根気強く続ければ、椎間板ヘルニアの症状は、ほとんどの場合は改善します。



日常生活の注意点を教えてください。

朝起きてすぐは、髄核が水分を含んで元気な状態です。椎間板が壊れやすいので、起床後30分は前屈動作を伴う激しいストレッチ体操は避けましょう。洗顔時も、腰に負担がかからないように注意してください。腰痛が悪化して椎間板ヘルニアになることもあります。

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