2011年9月21日水曜日

NYジャピオン 連載 2 足にくる椎間板ヘルニア

2回目の連載記事です。

ヘルニアの場合のカイロプラクティック治療は少し特殊です。
ただ、検査、診断なしで本人がヘルニアと思っているだけのケースも多くあります。

興味のある方は読んでみてください。


ニューヨークジャピオン 心と体のメンテナンス



椎間板ヘルニアはどういうものですか?

脊椎の骨と骨の間には椎間板と呼ばれる軟骨があり、クッションの役割をしています。椎間板ヘルニアとは、椎間板が何らかの原因で壊れ、中身の髄核が外に飛び出した状態をいいます。首や腰で起こることが多く、腰の場合の主な症状は、ひざから下の痛みやしびれ、筋力低下、腰痛など。排尿障害を起こすこともあります。
 意外かもしれませんが、椎間板ヘルニアは20~40代に多く見られます。この年代の人は髄核がまだ〝元気〟なので、椎間板が壊れた際に外に飛び出しやすいのです。椎間板の損傷は、事故などの強い衝撃がきっかけになることもありますが、最も一般的な原因は、日常生活の動作で繰り返し負担がかかることです。
 また、特徴的な激しい痛みは、漏れ出た髄核が神経を直接押さえるためと考えられてきましたが、近年は、壊れた椎間板から出る化学物質が原因ともいわれています。



どのように治療しますか?

まずは、正しい診断が必要です。「腰や足が痛い=椎間板ヘルニア」ではないし、逆にMRI(核磁気共鳴画像法)検査で椎間板ヘルニアが確認されても、それが必ずしも痛みの原因とは限りません。痛みはないのに、検査で異常が見つかることもあります。椎間板ヘルニアを確実に診断できるのはMRI検査だけですが、それのみに頼り過ぎるのは問題です。診断は、画像診断のほかにも問診や触診、整形外科的検査の結果を総合評価して行われるべきです。
 治療では、椎間板にかかる圧力を減らし、症状を軽減させることを目指します。よく勘違いされることですが、飛び出た髄核を小さくしたり、取ったりすることではありません。治療法はカイロプラクティック医師によって異なり、私の場合は、腰に負担がかからないようにするための背骨の治療、神経と筋肉の治療、生活習慣の改善、そして筋力トレーニングを総合的に行います。
 背骨の治療は、コックス・テクニックという技術に基づく特殊な治療台を使います。うつ伏せに寝た状態で、椎間板ヘルニアが起きた部位を優しく引っ張ったり曲げたりして椎間板にかかる圧力を減らします。
 自宅でできるエクササイズも指導します。マッケンジー・エクササイズといって、椎間板の圧力を減らすために大変有効です。
 また、腰に堅めのベルトを着用すると、ベルトが筋肉を支えて腰への負担が軽減します。ただし、長時間着用すると筋力が低下して逆効果なので、ベルトの着用方法や選び方は専門家に相談して下さい。
 20~30年ほど前までは、漏れ出た髄核を摘出する手術がかなりの頻度で行われていましたが、現在は一部の例外を除き、カイロプラクティックやリハビリテーションなどの物理療法を数カ月行い、効果がなかった場合に手術に踏み切るのが一般的です。的確な治療を根気強く続ければ、椎間板ヘルニアの症状は、ほとんどの場合は改善します。



日常生活の注意点を教えてください。

朝起きてすぐは、髄核が水分を含んで元気な状態です。椎間板が壊れやすいので、起床後30分は前屈動作を伴う激しいストレッチ体操は避けましょう。洗顔時も、腰に負担がかからないように注意してください。腰痛が悪化して椎間板ヘルニアになることもあります。

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2011年9月18日日曜日

ニューヨーク ジャピオン 第一回 ぎっくり腰について

ニューヨークジャピオンの『心と体のメンテナンス』コーナーに腰痛に関しての記事を連載中です。

ニューヨークの方は是非読んでみてください。

第一回

誰にでも起こるぎっくり腰




ぎっくり腰とはどういうものですか?
正式名称は急性腰痛症といい、重い物を持ったりしたときに突然起こる激痛が、一般的にぎっくり腰と呼ばれています。
 一口にぎっくり腰といっても、痛みの現れ方や原因は人によってさまざまで、動けないほどの鋭い痛みが突然起こることがあれば、じわじわ続いていた痛みが、突然激痛に変わることもあります。

ぎっくり腰の原因は何ですか?
椎間板(ついかんばん)ヘルニアや脊椎(せきつい)分離症・すべり症など、いろいろな原因が考えられますが、最も一般的なのは背骨を支える筋肉の損傷です。
 日常生活の運動不足や姿勢不良などにより、体幹(体の軸となる部分、胴体)を支える筋肉と関節のバランスが崩れると、その結果、筋肉が損傷し、それに関連する背骨の関節の動きや機能が低下して痛みが出ます。
 痛みが突然起こるので、特別に原因があると思われがちですが、実は一般的な腰痛の延長で、長い時間をかけて少しずつ傷めていることがほとんどです。ぎっくり腰は誰にでも起こりえますが、長年の疲労が蓄積して筋肉のバランスが崩れやすい30~60代に多く見られます。

どのように診断しますか?
問診、整形外科的検査、触診、レントゲンやMRI(核磁気共鳴画像法)などの画像診断の結果を、総合的に評価して行います。
 問診では、どこがどのように、いつ痛いか、痛みのほかにどのような症状があるかなどを質問します。体重が減っている、夜中に痛くて目が覚める、尿の出が悪い、などの症状がある場合は、内臓疾患が原因の可能性があります。カイロプラクティック医師は、筋肉や骨格系の専門医師なので、専門分野の腰痛かどうかを診断し、必要に応じて内科などのしかるべき専門医を紹介することもあります。また、生活習慣、既往歴、運動歴などに原因が隠れていることもあるので、これらも質問します。
 整形外科的検査では、筋力、知覚、腱(けん)反射、関節可動域などの検査を行い、筋肉、関節、神経の働きや状態を診断します。触診は、筋肉の緊張、背骨の関節の動きなどを探る最も確実な方法です。必要があればレントゲンやMRI検査を行い、骨や椎間板などの状態を確認します。

どのように治療しますか?
カイロプラクティック医師によって治療は異なるのですが、私の場合、動きの悪い関節は日本の整体とカイロプラクティックを組み合わせた方法で矯正を行います。
 筋肉は、アクティブリリース(ART)とグラストン・テクニックという方法を用いて治療します。これらは、オリンピック選手にも使われている大変効果的な治療法です。その後、原因となる生活習慣の改善に取り組み、筋肉のバランスを整え、鍛えるためのエクササイズを指導します。このエクササイズは、体全体の筋肉をコーディネートしてうまく使えるようにするもので、損傷した筋肉や、弱い筋肉を矯正し、機能を正常化する効果があります。
 治療の最終的なゴールは、症状の原因、診断、治療、正しい生活習慣、エクササイズを患者さんが理解し、症状を自分でコントロールできるようにすることです。

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2011年8月17日水曜日

ランニングとカイロプラクティック

ランニングによる体の故障もカイロプラクティック治療の適応です。

合っていない靴を履いていたり、急に運動量を増やしすぎたり、筋肉のバランス、筋力の低下、関節の不具合などなど患者さんによって原因も痛い場所もいろいろです。

治療頻度が多いのは足裏の痛み、膝の痛み、ハムストリング(太ももの後ろの筋肉)などです。

どんな症状でも同じですが、治療によって痛みが軽減してもこれらの根本的な原因が解決しないと、何度でも繰り返しになり、医療機関のお世話になる事になります。

靴に問題があるのであれば、治療より自分にあった靴が大切かもしれません。


最近は日本でもアメリカでもランニング人口が増加している様で、運動不足ならいきなりフルマラソンに出場を狙ったりする患者さんもみえますが、個人的には少しづつ楽しんで運動を始めることをお勧めしています。

半年、1年でフルマラソンを走る様にはなれますが、その後、燃え尽きてしまうケースが非常に多く、これはもったいないと思います。

少しづつでも楽しんで、長く続ければ体の負担は少ないですし、何よりも長続きする可能性も高くなります。

さて、治療に少し触れますが、ほとんどの場合、治療は筋肉、軟部組織の治療を行ないます。

関節の矯正も行ないますが、主な治療は筋肉です。

マッサージ、指圧などでも、症状は楽にはなりますが、的確な診断による治療が完治には必要です。

ランニングの障害でお困りな方は筋肉の治療を行うカイロプラクティックも一つの視野に入れてみてください。

困っていた症状が解決するかもしれません。


昨日はアッパーイーストサイドのランニング専門店 The Running Companyで1時間ほど、靴とランニング、カイロプラクティックの治療について話し込んでしまいました。

靴の合わせ方、歩き方などなど良く勉強している人達で、今後は安心して患者さんを送る事が出来そうです。

ニューヨークでランニングシューズをお探しの方はお勧めなお店ですよ。











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2011年8月10日水曜日

膝の痛み、カイロプラクティック

日本では特にカイロプラクティックは背骨の矯正が全てと思われがちですが、これは間違いです。

筋肉、骨格系の症状を手術、薬などではなく、治す、または体の治す力を発揮させるのが専門です。

膝をはじめとして様々な関節の痛みも治療します。

ランナー、アスリートなどの膝から、歩いていて急に痛くなったなど様々な症状がありますが、

どの状況でも最も大切な事は”診断”です。

レントゲン、MRI,整形外科的検査、筋力テスト、歩き方などなど様々な角度から症状を検証してこの診断を出します。

診断が確定すれば治療方法はいろいろあります。

この診断で最も注意するべき事は

『画像診断に頼りすぎないこと』です。

レントゲン、MRI、超音波などで膝に変形はある程度の年齢に達すればほとんどの人に見られます。
医療機関での画像診断により『膝の変形が痛みの原因』とされ、
『骨の変形』 『一生治らない』 『一生痛い』

の間違えた方程式が出来上がってしまう患者さんがみえますが、痛み、症状はかなり治すことができます。

確かに骨の変形は治りませんが、症状は状況によっては治るのです。

アメリカのカイロプラクティックも画像診断は勿論行ないますが、画像はあくまでも一つの情報であり、
その他の検査による診断が重要になります。

そもそも、筋肉などの軟部組織は画像診断で損傷を確認することは難しく、『熟練したドクターの手』
が最高の診断器具です。

膝の痛みでお困りの方は筋肉の治療を行なうカイロプラクティックも一つの選択肢として良いかもしれません。



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2011年6月21日火曜日

カイロプラクティックで腰痛は治りますか?

これは良く聞かれる質問なのですが、答えは

診断結果によります。

私たちアメリカにおけるカイロプラクターは筋肉、骨格系の治療をする専門医です。

まず症状を診断し、症状が適応であればそれに応じた治療を行います。


分りやすく、他の医療機関に例えてみましょう。


例えば、腹痛で内科を受診した場合。

まず 医師は患者さんのお話を聞いた後に検査をします。

そして、血液検査、レントゲン、胃カメラなどなどの結果を分析し診断します。

その後にその診断に対し、治るのかどうか?、治療費は?、他の治療オプションなどについて説明をします。

その後治療を開始します。


つまり、症状解決に最も重要な役割を果たすのは『診断』なのです。
診断が間違っていれば『誤診』で症状は回復しません。
これは目的地までの地図の様なもので、治療の進行なども含め、全ての指標となります。


腰痛の治療も全く同じで、まずは原因を調べ 『診断』 をします。

そして、この診断結果がカイロプラクティックの適応範囲であれば完治が期待できます。

アメリカ、日本のカイロプラクティックを比較する時に良く、アジャストメントなどの治療が引き合いに出されますが、
治療以前に実は決定的な違いはこの診断力です。

症状を楽にする方法は探せば沢山ありますが、正しい診断は通常一つだけであり、
これが『症状完治』の鍵となります。

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2011年6月7日火曜日

アメリカにおけるカイロプラクティックと医学部 教育時間数

アメリカにおけるカイロプラクティック大学と医学部の勉強時間数を比べた資料を見つけたのでシェーアーします。

まず、卒業までに必要な時間数を比べてみます。

これらのデーターは18のカイロプラクティック大学と22のメディカルスクール(医学部)のデータによるものです。

カイロプラクティック大学では筋肉、骨格系の勉強、レントゲンなどの時間に多くの時間を割いており、
これらに対する症状の専門家である事が分ります。

左側の時間数がカイロプラクティック大学、右側が 医科大学です。

解剖学  
456/ 215

生理学
243/ 174

病理学
296/ 507

科学
161/ 100

細菌学
145/ 145

診断学
408/ 113

神経学
149/ 171

心理学
56/ 323

婦人科
66/ 284

レントゲン
271/ 284

整形外科学
168/ 2

合計
2419/ 2047

卒業後、MDはそれぞれの分野で専門教育を受けるので、時間数は増えますが、大学における勉強時間は上記の通りです。

日本では『アメリカで医学部と同等の教育を受けています』と話をするDC(カイロプラクティック ドクター)がみえますが

なんと実は医学部よりも長かったりするのです。

しかも、筋肉、骨格系に関する専門性の違いは明らかです。

データー元の資料はこちらです。
http://www.drgrisanti.com/mddc.htm


日本では、カイロプラクティックには法律がありませんので、学校の時間数、内容などは全く異なります。
あくまでもアメリカ国内の大学についての話です。


ここからは個人的な印象ですが
日本とアメリカではカイロプラクティックの職種、地位などは全く違い、アメリカのコミュニティで名刺を渡と

『どこで開業されているのですか?』と聞かれますが、

日本のコミュニティですと

『指圧、マッサージですよね?』
とか

『お店はどこですか?』
と聞かれたりします(涙)。

こんなニューヨークの日本語コミュニティを始め、
日本国内に世界基準レベルのカイロプラクティックを伝えることも私の使命なのです。

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2011年5月26日木曜日

アメリカのカイロプラクター的 骨盤のズレ について

まず医学はロジカルで科学的な根拠に基づくものです。

治療方法も研究結果に基づきます。

日本の民間療法などでは『骨盤のねじれ』『背骨のズレ』などが腰痛、症状の原因だと言われる事がありますが、医師が診察、診断を行なう病院では決してこのような診断にはなりません。

試しに病院で『骨が曲がっているので治して下さい』と聞いてみてください。
きっと『治りません』との答えがかえってきます。

エビデンスベースのカイロプラクティック治療も同様で、『関節の動き』は診断治療を行いますが、『骨盤のズレ』はほとんどの場合診断にはなりません。

痛みに対して関節のアジャストメント治療には即効性がありますので、確かに関節の矯正を1回行なうだけで症状が完全に消える事もあります。これが原因で(良い事なのですが)骨盤ズレ=腰痛 の図式ができてしまった様です。

一回の矯正で関節はそんなに動きません。
改善されているのはむしろ関節の機能的な問題なのです。

臨床上、レントゲンでまっすぐな背骨などほとんど見た事がありません。

正常に機能していれば大丈夫なのです。

カイロプラクティックの治療はむしろこの関節の機能的な問題点を矯正しています。

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2011年4月11日月曜日

ボストンにてスポーツカイロプラクティック学会 

ボストンで行なわれた、カイロプラクティック スポーツの学会に出席してきました。
これに出席するドクターはアメリカのカイロプラクティックドクターの中でも最高峰の治療をしているドクターばかりで、エビデンスに基づきオリンピックを含めた、全米中のあらゆるスポーツの現場で仕事をしているドクター達です。

いろいろな種類のカイロプラクティックドクターが集まるイベントに行くと、自分の治療についてを最先端を走っている認識があるのですが、今回は新しい発見が沢山あり、勉強する事だらけでした。
今後に繋がる新しいセミナー情報もいろいろあり有意義な時間を過ごせました。

いろいろなカイロプラクティックが世界中にありますが、事実上、アメリカが世界で教育、治療、研究が最も進んでおり、その中でもこのスポーツカイロプラクティックドクター達はトップクラスです。
つまり、世界一のカイロプラクティックが集まる場所だと言えます。

この学会の中心が私の大学southaern california uni of health science である為、学会のドクターも大学の卒業生、親友が多数おり、何とも心強く思います。
実は学会そのものよりも、昔の仲間や学校の先生に日常の疑問点や自分の治療をシェアーする事が一番意義がありました。

私が新しくカイロプラクティックを目指す人達に自分の母校を勧める理由のひとつです。

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2011年3月8日火曜日

検査の重要性

カイロプラクティックに行くと初回に相当な時間をかけて検査をするのが通常です。

私のクリニックでも初診の検査には1時間程度の時間を割きます。

何故、そんなに時間がかかるのかと思われるかもしれませんが、的確な診断をするために検査が絶対必要だからです。
具体的にはレントゲンや整形外科的などで、痛いところや症状などの詳しい状況を調べ、
どこがどの様に故障しているのかの故障具合を突き止めます。

どれだけ熟練した医師でも問診、検査を無しに診断をする事はありません。

日本では特に始めの検査、診断にどれだけ力を入れているかを参考に治療を受ける場所を探すのも良いかもしれません。
アメリカでは逆にどこのカイロプラクティックでもこれは通常の流れなので、あまり参考になりません。

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2011年3月1日火曜日

日本でカイロプラクティックを探す難しさ。

アメリカでカイロプラクティックドクターと呼ばれるには一般の大学教育(又はそれ相応の単位を取得)後にカイロプラクティック大学に入学し4、5年間の教育を受け、4回の国家試験に合格、最後に州の試験に合格する必要があります。

アメリカにおけるカイロプラクティックドクターとは、この免許を所持している人の事を指します。

日本ではカイロプラクティック、整体には国家資格、免許などは一切存在しませんので、
カイロプラクティックをする人はカイロプラクター、
そして 整体をする人は整体師と呼びます。
つまり国家資格ではなく、自ら名乗ってこれらの職業に就く事が可能なのです。

民間の団体が修了証書を出しているのはよく見かけますが、これらの資格には国は一切関与していないので免許、法的な効果は全くありません。

実は日本でヘルスケアとして開業できる正式な国家資格は医師、鍼灸師、柔道整復師のみです。
つまり、ほとんどのカイロプラクティック、整体は日本では資格無しで”営業”を行っています。
害がなければ良いとの判例を基に現状が出来上がったのですが、これらは法治国家においては極めて珍しいケースなのです。

では、どうやって自分に合ったカイロプラクティックを日本で探すのか?

インターネット上の日本語のカイロプラクティック情報は残念ながら遅れており、頼りになりません。
ほぼすべてが正規の教育を受けていない人達によって作られているのでこれは納得頂けると思います。
英語が読めればラッキーです、いろいろ検索してみるといろいろなカイロプラクティックがある事が分かると思います。
その中で自分の納得のいく物を探せば良いのです。ACA(american chiropractic association)は全米で最も大きなカイロプラクティックの団体で、リサーチを中心にいろいろな情報が載っています。カイロプラクティックがいかに研究に基づいた医学かがお分かり頂けると思います。

日本にも私の様にアメリカの大学を卒業した先生もいますし、同等の教育を受けている先生もみえます。
おそらくこれらの先生の数は全体の5%以下ではないでしょうか?
これらの先生の治療を受ければ大丈夫か?というと残念ながら保証はありません。

全員が正式の教育を受けているアメリカのカイロプラクティック業界でさえ、治療法などは個人差があり、患者様が自分に合うドクター選びは難しいのです。資格があっても治療が患者様に適応するかどうかは分かりません。

時々アメリカ、日本を問わず遠方の方から近くで知っている先生を紹介してほしいとのメールを頂きます。
私が知っている場合は勿論紹介させて頂くのですが、知り合いがエリアにいない事が圧倒的に多いです。
アメリカの場合は治療法などでドクターを探す事が出来るので、そのエリアで先生を紹介する事ができますが、
日本の地方都市はほぼ不可能な状態です。

これはプロの目からみても良いカイロプラクティックを選ぶ事がいかに難しいかの表しています。

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2011年2月22日火曜日

カイロプラクティックの歴史 日本とアメリカ

カイロプラクティックを語る時に日本では歴史、カイロプラクティックの意味などの話が必ずでます。
『何年に、誰が発見した』、『カイロの意味はギリシャ語で....』などなどです。

私達がアメリカでカイロプラクティックを語る時には残念ながらこの様な説明は一切ありません。

私達の考えるカイロプラクティックはもっと深い意味で、体の治療をする方法だと考えるからです。
そもそもアメリカにおける、DC(ドクター オブ カイロプラクティック)はドクターライセンスの名前であり、
治療法をカイロプラクティックのみに限定するものではありません。
運動療法や筋肉の治療、電気、超音波、の治療も取り入れて治療をするドクターがほとんどです。

当然ながら西洋医学、鍼灸、東洋医学などを説明する時に、誰が、何年に発明などの説明は出てきません。

少しの違いの様ですが、これはドクターの認識の意味で大きな違いがあります。

構造的に人間の体を治療するドクターの認識を持っているので、常に進化する新しい治療法を取り入れる事ができますが、
このスタンスがなければ昔の治療法を追求する形になってしまい、医学としての進化は難しいと私達は考えます。

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2011年2月15日火曜日

骨盤矯正とカイロプラクティック

骨盤矯正とは何でしょうか?

英語では"pelvic adjustment" ペルビック アジャストメントであり、カイロプラクティックの治療の一部です。

そもそも骨盤はとても丈夫な靭帯と骨で構成されているので、簡単に動かす、物理的にも簡単に場所を変える様な事はできません。
私たちカイロプラクターの治療も厳密に場所、動きなどを分析し、その後に本物の『骨盤矯正』を行うのですが、これは非常に熟練した技術が必要です。

そして、アメリカで国家資格を持たずにこの骨盤矯正を行えば訴訟の対象になってしまいます。

日本ではカイロプラクティックが法制化されていない為に誰もがこの言葉を使って宣伝、営業できてしまいますが、アメリカでこの”アジャストメント"ができるのは国家資格を持つカイロプラクターのみです。

国、言語が変われば骨盤矯正も大きく変わってしまうのです。

余談ですが、
最近の日本の流れとして、腰回りのエクササイズは『骨盤』そして上半身は『肩甲骨』との言葉を使うのが流行な様です。
どちらも体の重要部位ですし、見事なネーミングだと思います。

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2011年2月10日木曜日

トライアスロンとカイロプラクティック

最近日本でトライアスロンが話題になっている様です。話題、流行で続く甘いスポーツではありませんが、健康志向な流行なので大賛成です。
さて、
この様な激しい運動選手にカイロプラクティックは効果的でしょうか?

間違いなく効果的です。背骨の動きが悪ければ、水泳、バイク、走りのすべてにおいて支障が起こります。
しかしこれとは別に、絶対に必要な治療が、筋肉の治療です。単純に考えてみて下さい。アスリートがパフォーマンスを出せるのは筋肉のおかげです。関節、骨も普通の人よりも頑丈にできていますが、圧倒的に違うのが筋肉の量、質です。これを無視して背骨だけで治療に当たるの単純に考えてみても無理があります。

また背骨の周りには6層もの筋肉があり、筋肉がこの背骨を動かしているので、これらは絶対に無視できない存在です。

勿論、背骨のカイロプラクティックのクラッシックな治療法であるアジャストメントのみで治療効果を出す事は可能です。ただ、完治させ、パフォーマンスをあげる為には、筋肉の治療が絶対に必要です。

アメリカのカイロプラクティックの臨床現場で多数のドクターがこの筋肉治療を取り込んでいますが、まだまだ全体数は少ない様です。これらは比較的新しい概念であり、最近でこそ学校でも多少は教えられますが、昔から臨床をしている先生などは全くこの考え方を持っていない事が多い様です。
いくつかメジャーな治療方法があるのですが、これらのセミナーは値段も高いので、アメリカでもよほど勉強の好きなカイロプラクターしか勉強していないのが現実です。
残念ながら日本では皆無に近い状態です。

筋肉の治療=マッサージとストレッチ  と勘違いをされる方は多いと思いますが、これも間違いです。的確な治療ができていない筋肉の故障で数年間痛みに苦しみ、運動が出来ずにいろいろなマッサージ、病院、カイロプラクティックを経験してから私のクリニックは訪れる患者様を良く治療しますが、私たちの治療がもっと世界に浸透すれば、より早い段階で多くのアスリートを助ける事ができるはずです。

将来日本のできるだけ多くのカイロプラクターにこれらの治療法を伝えることが私の目標でもあります。

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2011年1月26日水曜日

パーカーセミナー ラスベガス

毎年ラスベガスで行われるパーカーセミナーに行ってきました。日本から弟も合流しなかなか有意義なセミナーになりました。
このセミナーは学生の頃から何度も足を運んでいるセミナーなのですが、昔ながらのカイロプラクティック哲学などを伝え続ける、アメリカで最も大きいカイロプラクティックセミナーの一つです。セミナー会場も5つ程あり、同時に何個ものセミナーが開催され、世界中の寝台、治療器、健康食品などなどを売る業者も集まり会場はカイロプラクティック一色です。ヒルトンホテルで毎年行われるのですが、ここの宿泊客もカイロプラクターだらけで、部屋からエレベーターまで歩く間にも首から名札を下げたセミナー参加者に遭遇し、カイロプラクティックトークに花が咲きます。

さて、今回改めて考え直したことの一つがカイロプラクティック哲学でしょう。脳から出た神経は背骨を通って全身に行き渡りますが、この神経が背骨のズレなどによって阻害されると体の治す力が100%発揮できないという話です。
この背骨の問題点を治療するのがカイロプラクティックです。
この話はカイロプラクティックをしている人なら常識で誰でも知っている話なのですが、改めて自分の治療と照らし合わせて考えました。
私達だけでなく、アメリカの大半のカイロプラクターは背骨だけでなく筋肉も治療します。これは治りが早いからなのですが、実はこの筋肉の治療も背骨から出た神経の働きを高める大きな働きをしています。
神経は筋肉の間を通る時にも軟部組織によって阻害され働きを落とす事があります。これらを治療する事で、手足のしびれや痛みが劇的に回復することも珍しくありません。筋肉を治療したり、手足など全身の治療も実は神経の治療もしています。いろいろなカイロプラクティックがあり、考え方がドクター次第のことは何回か書きましたが、結局どの治療法も人間の持つ自然治癒力を高め、体が治す手伝いをするという意味では全く同じです。

今回もアメリカだけでなく、日本から来たドクター達と何人も会い、話をしましたが、皆さん世界中で自分の好きなカイロプラクティックで患者さんを治療しています。
朝から夜までカイロプラクティックの話で、帰ったらすぐにカイロプラクティックで仕事をする先生達ばかりで、月曜日に仕事に戻るのがが待ちきれないと皆さん口を揃えて言っていました。
私はこんな家庭で育ってきたので当たり前ですが、これだけ自分の仕事が好きな人達は世界中でも珍しいかもしれません。

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