2010年11月18日木曜日

セミナー終了

セントルイスのセミナーが無事に終了しました。久しぶりに解剖をしましたが、独特の雰囲気、においと共に見事に学生時代の思い出が戻ってきました。さて、解剖のポイントは背骨から出た神経などが筋肉、関節などを通過する際に障害を起こす箇所ををより詳しく観察する為でした。首などの神経圧迫(椎間板ヘルニアなど)は良く知られていますが、首以外の場所(肘、手首など)のその他の部位での神経圧迫についてはあまり知られていません。実はこれらの障害の方が首の損傷よりも頻度が多いことも証明されています。手、足などのしびれなどでMRIを撮ったが異常がない場合は特にこれらの恐れがあります。主根管症候群なども良く聞く名前ですが、主根管に原因がなく他の場所に原因があることが多いです。患者さんも医師も診断名にこだわりすぎて大きな絵を見落とさない様にすることが大切です。

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2010年11月4日木曜日

カイロプラクティックと解剖学

来週のセミナーに向けて久しぶりに解剖の教科書を開き勉強しています。さて、『カイロプラクターは解剖学に詳しいのですか?』と歯科医に聞かれた事がありました。この答えはカイロプラクティックのドクター次第です。アメリカのカイロプラクティック大学では、徹底的に人体解剖をし、全身の骨、筋肉は勿論、体中の解剖を勉強するのですが、ドクターのテクニックによってはこの知識をあまり卒後に生かさない事もあります。首や背骨の関節を中心に治療し、腰、腕や足などの筋肉の治療は必要ないと考える昔ながらのドクターも沢山見えるからです。これらの善し悪しは別として、私は細かい筋肉を丁寧に治療する治療法が気に入っているので、この解剖学の知識は未だに勉強しなおす事がよくあります。そしてこの卒業後の解剖勉強は追い込まれていない為か学生時代より数倍楽しく勉強できます。
今回のセミナーは実際の人体解剖と治療方法を組み合わせたアメリカでも珍しいセミナーになるのでまた改めて報告します。

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2010年9月9日木曜日

腰痛

腰痛の患者様は昔からカイロプラクティック治療の適応です。リサーチ、研究によると投薬、鍼、手技療法で腰痛の治療効果について比較したところ腰痛に最も効果があったのは手技療法でした。さて、構造的な腰痛の原因は
"背骨のズレ" だけではありません。

カイロプラクティック、整体と聞くと、『骨盤が曲がってますね。背骨が曲がってます。』そして 『バキッ』と矯正して治る印象を持たれている方が多いと思います。これは正くも間違ってもいます。関節に原因があれば関節の治療、矯正を必要とし、この際に音が鳴る事もあります。 
しかし、筋肉に問題があって痛みを出していたらどうでしょうか? 
治りません。この場合は筋肉を治療する必要があります。
さらに そもそも体を支える筋力が弱くなっていたら?
繰り返し痛めてしまうかもしれません。

などなど理由はいくつもありますが、筋肉、骨格系の痛みは通常
筋肉、骨、神経のどれかで起こされており、正しい治療をすれば治ります。
背骨の矯正は非常に効果的な治療方法ですが、音が鳴れば良いというものでは決してありません。
問題のある骨のみを正常な方向に動かすことで体の治す力が最大限に発揮されます。

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2010年8月10日火曜日

ボストンにてセミナーに参加

ボストンでのセミナーに参加しました。木曜日から日曜日までのセミナーで参加するドクターはカイロプラクターのみならず理学療法師、医師など様々な業種が集まりました。内容は筋肉、靭帯、神経などの軟部組織を治療する治療法で、一般的なカイロプラクティックとは全く違います。実はアメリカではこの様な治療法が非常に盛んです。一昔前は、カイロプラクティックのセミナーにはカイロ医師のみ、理学療法はその専門のみでセミナーをしていた様ですが、現代のリサーチ、EBM(科学的根拠に基づく治療)治療を追求すると、カイロプラクティック、医師、理学療法などの分野を問わず治療法が似たものになってくるのは当然の結果だと思います。さて、今回のセミナーでもまた新しい発見がいくつもあり、今までよりも効果的な治療が出来る様になりました。医療、治療には経験が勿論必要ですが、自分一人で目の前の患者さんから経験値を得ていたのでは短い人生はとても足りません。時間とお金を惜しまずセミナーに参加し他のドクターの経験値を共有させてもらうことが私たちには最高の投資になります。アメリカのほとんどの州で年間に12時間程の講習を受ける事を義務にしていますが、この数字は最低ラインだと思われます。現代の医学の進歩、情報の早さを考えると年間12時間で最新の治療がアップグレードすることは難しいです。日本の医療の国家試験は医師も含め一切更新がありませんが、個人的には多少は必要だと思います。

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2010年6月13日日曜日

整体 vs カイロプラクティック

整体とカイロプラクティックはどう違うのですか?
整体とカイロプラクティックはどちらが治りますか?
と良く聞かれる事があります。 これに答える為には社会的背景を理解する必要があります。

1、法律が違う
2、歴史が違う
3、治療法が違う

1、アメリカではカイロプラクティックとは4回の国家試験の後、州の資格を取得しドクターを名乗ることが出来ます。
大学は理系の大学卒業後に4年間のカイロプラクティック大学にて医師としての教育を受けます。
整体はアメリカでは資格がありません。骨盤矯正=pelvic adjistment などは英語にすると完全にカイロプラクティックの分野であり、これらの治療を合法的にアメリカで行うにはカイロプラクティック医師の資格を持つ必要があります。
日本ではカイロプラクティック、整体ともに資格が存在しません。つまり誰でもが開業できてしまうので法的な違いはありません。

2、カイロプラクティックは120年程前に、アメリカで産まれた手技療法です。数々の歴史をくぐり抜け、アメリカ、ヨーロッパなどでドクターとしての地位を築きました。現在も科学的根拠に基づき常に進化している医療です。

整体は特にルールがなく、これが整体とのガイドラインもないので、治療法は人それぞれ全く違います。
歴史も謎が多く、誰がいつこの言葉を使いだしたかは謎が多いです。
日本語で整体と言うと『骨をバキッとする、骨盤矯正』などのイメージを持たれる方が多いと思いますが、これは実はアメリカ人が一般的にカイロプラクティックに対して持つ印象です。つまり、日本人の一般の方の認識は整体とカイロプラクティックの間にはあまり違いがないのだと思います。

3、カイロプラクティックはアメリカの最新治療、アメリカ、オーストラリアなどの学校を卒業した医師のセミナーによって日本に広められていますが、アメリカのドクターレベルの治療をする先生が日本にどの程度見えるかは不明です。日本のカイロプラクティックは資格が無いので、念入りのリサーチをした後で治療を受ける事をお勧めします。

整体は謎です。世界中に整体の法律、ガイドラインがないのでどんな治療をしているかが不明でありコメントができません。ただ、先に書いた通り、『骨をバキとか骨盤矯正』などは一般的に欧米ではカイロプラクティックをイメージする事がほとんどです。日本の『整体』のイメージは欧米のカイロプラクティックに近いと私は思います。

結論
日本の場合は治ればどっちでも良いと思います。ただ、個人的にはやはり鍼灸、接骨院などの国家資格は最低限取得するべきです。これは最低限、国に解剖、生理学などの知識を持って、患者様を治療しても良いとの許可証です。
日本が法治国家である以上、脱サラ、転職で明日から患者を治療し、先生と呼ばれると現実は大きな問題があります。

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2010年5月18日火曜日

ストレートカイロプラクティック

久しぶりに、カリフォルニアからカイロプラクターの友人2人がニューヨークに遊びにきました。ストレートカイロプラクティックの話で盛り上がったのですが、そもそもストレートカイロプラクティックとは良いのか悪いのか?何なのか?などを簡単に書きます。この答えは実に簡単で、”カイロプラクティックのアジャスト以外の治療をしない”ことです。カイロプラクティックのみの治療・・・つまり、アジャストの後に筋肉の治療などはしてはストレートにはなりません。これは良いも悪いもなく術者の考え方の違いです。私達、エビデンスベースのカイロプラクターの間では、冗談で話題には上りますが、私のアメリカ友人でストレートカイロプラクティックをする友人はほとんどいません。同じ学校の卒業生では全くいません。ほぼ全員がエビデンスベースのカイロをしています。30年程前はかなりの数のストレートカイロプラクターが全米中にいた様ですが、現在はそうでも無い様です。

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2010年5月17日月曜日

背骨の専門家?

カイロプラクティックは背骨の専門家である。との話を良く耳にします。確かに腰痛、頭痛などの背骨に関係する痛みに即効性があり、カイロプラクティックがの得意分野でもあります。しかし、実は骨だけではなく、筋肉の治療、リハビリ、食生活、栄養の指導も含め体全体を診断し治療します。例えば手首、足首などに痛みがあればそれらの治療が必要かもしれませんし、運動で筋繊維を痛めていれば、それらを治療します。これらもカイロプラクターが行う立派なカイロプラクティック治療です。法律でもこれらの治療がカイロプラクティックの分野であると定められています。(アメリカの法律は州によって異なるので、州ごとに多少の違いがあります。)結論から言うと、カイロプラクティックは背骨の専門家ではありますが、背骨だけの専門家ではありません。体の構造的な痛み(筋肉、骨格系)の治療、メンテナンスをする専門家です。勿論、いろいろなカイロプラクターが見えますので、治療前には必ず先生の哲学、目指す治療内容を聞く事をお勧めします。

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2010年4月12日月曜日

ボリビアのメンバーと再会

またニュージャージーまでセミナーで出かけた。今回は知り合いのカイロプラクターはきっと一人だけだろうと思っていたのだが、なんと2年前にボリビアでのカイロプラクティック ボランティア治療の際に会ったカナダ人のドクターに再会した。何ともこの世界は狭い物だと実感し、さらに同じセミナーを取っている事にもお互い驚きを隠せなかった。通常、ボランティアの治療を行うカイロプラクターはストレート系のドクターが多いので、私とは考えが違う事が多い。(もしかしたら私の偏見かもしれないが)ストレートカイロプラクティックとは簡単に説明すると、カイロプラクティックのアジャストメントのみで治療を行うスタイルである。私が行っている様な、何でも行う治療とは大きく違う。昔はこのストレートカイロプラクティックがほとんどだったが、現代では医学の進歩に伴っていろいろな治療を組み合わせるドクターが多い。さて、ボリビアの話が今年も浮上している・・・。個人的にはまた行きたいのだが、クリニックを2週間ほど休む事になってしまうので、非常に悩むところである。 ちなみにストレートカイロプラクティックと言えばこの大学シャーマンカイロプラクティック大学である。聞いた話では、リハビリなどの授業は学校の方針に反するので、学校の外で授業を行うらしい。なんとも凄まじいストレートっぷりである。それに対して、我が母校はカイロプラクティック、リハビリで有名ドクターリーベンソンとの繋がりが深く、非常に授業が充実していた。さらに鍼灸科まであるので、随分な違いである。

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2010年3月31日水曜日

カイロプラクティックで筋肉の治療はしますか?

カイロプラクティックは一般的に背骨をまっすぐに治す専門家だと考えられている傾向があるが、間違えた認識だ。実は本場アメリカでも、治療法は様々であり、治療を定義する事は難しい。背骨をまっすぐにしますと言って治療しているドクターも存在するが、実際はそんな単純なものではない。私が良く説明するのはACAのサイトで説明されている様な説明で、筋肉、関節など構造的、またはそれに伴った症状を治療するドクターという説明である。体の構造的に問題のある部位を診断し治療するドクターである。つまり筋肉に問題があれば筋肉の治療をするし、背骨に問題があれば背骨の治療をする。カイロプラクティックとは何か?との説明で日本語のサイトを見ると、カイロの歴史のことばかり出てくるが、実際本場のカイロプラクティックはどんどん研究発表に基づいて、科学的に根拠のある治療法で進化を続けているのである。いろいろなカイロプラクティックがあり、人それぞれの考えが違うのは良く分かるので、あくまでも私たちエビデンスベース(科学的根拠をもとに治療を行う)のカイロプラクターの考え方です。

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2010年3月16日火曜日

カイロプラクティックの有効性 腰痛

今日は少しカイロプラクティックの有効性に対して書こうと思う。日本の方にあらかじめ注意しておきたいが、あくまでもしっかりと治療としてカイロプラクティックを行った場合についてである。何度も言うが日本には資格が存在しないので、くれぐれもドクターを選ぶ時には注意してほしい。
研究発表で有効性は無数に認められているので、あえて書かないが、もう少し私の視点で説明しようと思う。 
さて、カイロの得意分野である腰痛に関してのリサーチによると、腰痛の治療には薬、リハビリ、カイロプラクティックの治療を比べ、カイロプラクティックの治療が最も効果的とのリサーチがある。これは治療している側からすれば当たり前なのだが、もう少し深く考えてみたい。『薬を飲むだけの治療(?)と関節の構造的な治療』 これはどちらが効果がでるであろうか??答えは明確である。私たちカイロプラクターは体の背骨を中心に解剖、生理学的に分析治療するプロである。一方、薬は一応炎症を押さえる、痛みを止めるとなっている。痛みのメカニズムを生理学、生化学的に考えれば確かに効果はあるはずだ。炎症を押さえれば痛みは早く引くはずである  が、なぜそもそも炎症を起こしているのか?なぜ痛いのか?と考えると分かると思うが、構造的に問題があるからである。  さてリハビリはどうであろうか?薬よりは効果が出る事は病院での主な治療(?)がリハビリなので、分かると思うが、リハビリとはそもそも機能回復である。痛みがあり、故障中の体には構造的な治療が必要だ。その後で機能回復するべきである。  出来るだけ分かりやすく書いてみたが、どうしても専門的になってしまうのが私の悪い癖である。  

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2010年3月10日水曜日

オフィスにお祝いの花が届く

なんと昨日は、ニューヨークオフィスにお祝いの花が届いた。とても嬉しかったのだが、肝心な名前が無い。メッセージにはサブラクゼーションを持つ人を助けてあげてください。との英文が書かれているので、間違いなくカイロプラクティックを志す人からのメッセージである事は解った。花屋さんに電話して確認すると、ニュージャージーの親しくさせて頂いている日本人のカイロプラクティックの先生からだった。何とも感動である。ニューヨークには日本人友達が全くいなかったのだが、実にカイロプラクティック繋がりで仲良しが出来た。いろいろな業種があるとは思うが、私の周りのカイロプラクターは非常に楽しい人たちばかりだ。

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ニューヨークにまたカイロプラクティックドクター

ニューヨークの北の方に日本人のカイロプラクティックドクターが引っ越してみえた。私の知る限り日本人のドクターはまだ数人しかいないので早速電話して連絡をさせて頂いた。とても感じのいい先生で今後とも仲良く出来そうな方だったので良かった。治療のテクニックも私とかなり違うようなので、今度お会いしたときは、熱くカイロプラクティックトークができそうだ。
仲間は多いにこした事はないと思う。カリフォルニアにいた頃は、日本人のカイロプラクティックはかなりの数あったのだが、ニューヨークにはまだまだ少ない。

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2010年3月4日木曜日

カイロプラクターへの道2

前回の1は長くなってしまったが、簡単に言うと”カイロプラクティックは英語での勉強を勧めます”だ。これは卒業後に情報、セミナーに参加しやすいし、ネットで情報を集められるようになるからである。今後はネットで日本にいても受けられるセミナーも増えると思うので、常に最新の情報を仕入れることが可能になると思う。
日本でカイロプラクティックをすることが目標であれば、あまりアメリカの国家試験を受ける必要もないが、ぜひともチャレンジして欲しい。授業をパスして、卒業する以上に勉強しなくてはならないが、価値はあると思う。なお卒業後に国家試験を受けるなどは大変間違えた考えであり、在学中に合格できないと、その後はテストに関する知識が薄らぐので合格は非常に困難になる。学校に関しては、私は日本で自分の考えがあり留学する人であれば、LACCなどのサイエンスベースの学校を勧める。一方に何の治療経験も無くの留学であれば、パーマーなどで哲学などがいいかもしれない。

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2010年2月28日日曜日

オフィスオープン寸前

オフィスのオープンに追われ、ブログの更新が全くできず、原稿の締め切りも近づいてきた。オフィスをゼロから立ち上げるのは全く初めての経験で、はっきり言って患者さんを治療している方が私の性分に合っている。ファイルを作ったり、ホームページを作ったり、保険の書類を提出などなど、患者さんや治療に関係ないことが多い。しかし、デスクワークの辛いこと・・。患者さんはアドバイス、治療をしているが、実際自分がここまでデスクワークをいままでは強制されたことが無かった。いつも患者さんに話している、適度の休憩を入れる事の難しさも身を持って知った。そして、ノートパソコンの辛さも知った。自分が危うく患者になりそうになったが、無事にオフィスオープンで一件落着、友人のドクターに治療を受けに行こうと思う。
実はこれが一番自分の仕事で残念なところ、自分で自分の治療ができないのである。おいしいケーキ屋なら少し位はつまみ食いできるかもしれないが、治療は自分ではどうにもならない。時々患者さんに『自分で首を鳴らしてますけど、いいですか?』と聞かれるが、プロの私でも自分の治療は残念ながらできません。皆さんもあきらめてしっかりプロに治療してもらってください。(笑)

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2010年2月17日水曜日

カイロプラクターへの道のり

今日はカイロプラクターになる為の道のりを少し書こうと思う。今までも、数人のドクターによって書かれている記事を拝見したことがあるが、基本的に日本語で書かれているサイトは非常に情報が偏っていること、古い情報が多いために使えるものも少ないことが多いなどの理由からである。
具体的なこと書いていく前に、まずはなぜアメリカでのカイロプラクティック教育の必要性があるのかについて書く。
 日本にもアメリカにも、日本語を母国語とし、アメリカでカイロプラクティックを学びたい人たちは少なからずいると思う。日本にも学べる環境は確かに存在するが、私はアメリカで教育を受けることを勧める。これはなにも学校での授業についてだけの話ではない。卒業後もカイロプラクティックを仕事とするのであれば英語力が必要になるからである。日本語のみで、現在のアメリカのカイロプラクティックを学ぶ環境は残念ながら非常に少ない。カイロプラクティック大学に在学中に日本からセミナーを受けに来られた先生とセミナー会場でお会いしたこともあったが、皆さん残念ながら英語力のハンデに悩まされていた。理解することは勿論、質問ができなければ実践的な学習ができないことはカイロプラクティクだけではなく医学、テクニックを勉強する人ならばよく理解していただけると思う。そんなわけでカイロプラクターが将来新しい情報を勉強するためには英語力をつける必要がある。
 学校については、アメリカの大学は卒業生にドクターの国家資格を取らせて卒業させるためにカリキュラムがある程度統一されいる。誤解されないように説明するが、これは最低レベルのラインができているという意味である。CCE という機関がありここに認められて初めてカイロプラクティックドクターの国家資格が受けられる学校として認められる。これらも英語を話す国を前提にして作られているので、私の知る限りオーストラリア、アメリカ、ヨーロッパのみがこの機関によって登録されている。他の言語を英語圏の人たちが調べ上げて許可を出すことは事実上非常に難しいことは当然だ。この認定から外れるということはカイロプラクティック大学にとって死活問題となる。というのも当然、学生は大学は卒業したが免許が取得できない状態になってしまうからだ。実際にそうした事件が数年前に起きたらしいが、最近は聞かない。
 さて話を戻すが、このCCEに監視されている大学が、決められたカリキュラムの中で、独自性を出し、学生を引き付ける努力をしている。例えばロスアンゼルスカイロプラクティック大学/SCUHS ナショナルカイロプラクティック大学は昔から有名なサイエンスベースの大学であるし、パーマー大学はいわずと知れたカイロプラクティックの創設者が作った歴史がある大学である。
私の在学中にも何人ものカナダ人留学生に会った。勿論カナダもカイロプラクティック大学はあるが、彼らもまたアメリカ大学で学ぶことを求め、留学したのだ。数があれば競争が起こり、お互いが成長するのはアメリカのカイロプラクティック大学も同じと言えるだろう。大学の数、歴史、国家資格、どれをとってもアメリカにはカイロプラクティックを学ぶのに最高な環境が存在する。いろいろな考えのカイロプラクターに会ったが、この考えは全員に共通している。
アメリカでカイロプラクティックを学ぶことは、将来自分の技術をアップグレードするとき、情報を仕入れるときに必要な英語環境で勉強できること、大学数が多く教育レベルが高いことなどの利点がある。欠点はおそらく経済的な問題のみであろう。時々英語でカイロプラクティックを勉強する必要はないとの意見も聞くが、私の考えではカイロプラクティックは英語でなければ必要な情報を得られない。事実、私の友人の日本に住む日本人DCの友人達もカイロの情報はすべて英語のサイトしか見ていない。

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2010年2月16日火曜日

カイロプラクティックの広告

アメリカではカイロプラクティックは法律で守られるが、規制も受けるので、広告には規制がある。自分のできる治療以上のことを宣伝してはならないし、免許がない人は当然カイロプラクターを名乗ってはいけない。日本の鍼灸師なども同様である。しかし、日本のカイロプラクティック、整体はむちゃくちゃだ。規制も何も無い。”O脚が治ります””腰痛が治る”などなど本来”治る”などの表現は鍼灸、柔道整復師は禁止されているので、使っていないはずだ。それらを無資格者が使ってしまうという恐ろしい現実が日本にはある。
アメリカのカイロプラクティックは日本語で書かれている広告でも法に反する様な表現は見かけたことはまだない。ただ、カイロプラクティック以外の職種、特に無資格者の広告には注意を払うようにしている。語学は違えど法律は法律、地道な努力だが、アメリカにおけるカイロプラクティックの立場をを守るためでもある。 

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2010年2月9日火曜日

ビジネスカードなど

カイロプラクティックオフィスの開業にあたり、いろいろビジネスアカウントなどを用意しているが、日本とは対応がずいぶん違うものだと考えさせられる・・。日本にはカイロプラクティックに対してドクターとしての認識がないので、職業説明、銀行、カード会社などなど信頼を築くのもアメリカに比べて大変だ。ニューヨークは時に楽である。職業を言ってライセンスを見せれば非常にスムーズにすべてが進む、ドクターのみの恩恵も受けられる。また日本に帰る理由がひとつなくなってしまった。

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2010年2月4日木曜日

医道の日本

以前もブログで触れた、アメリカのカイロプラクティックについて言いたい放題、書きたい放題の記事が医道の日本さんに掲載された。
日本で臨床経験があり、アメリカでカイロプラクティックしている人はほとんどいないので、新しい話、視点での情報が多少はあると思う。日常の臨床を書くだけで恐らく日本ではコラムになるくらい、アメリカと日本のカイロプラクティックは違っている。そんなギャップを少しでも埋める為に今後もコラム、ブログなどを通して、日本にアメリカのカイロプラクティック情報を送ろうと思う。

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2010年2月1日月曜日

日本のホームページ

最近ホームページを作ろうと、いろいろな日本語も含め、カイロプラクティック関係のサイトをチェックした。驚いたことに日本のカイロプラクティック関係のホームページ(特に個人の物)は内容がいい加減なものがほとんどで、数少ないDC,恐らくRMITの卒業生のみがまともなサイトを運営しているだけだ。「音が鳴らない本物のカイロ”とか」アメリカでも聞いたことのない「ソフトカイロ?」などなどまあ良くこんなに適当な事を公の場所に出して良いのか?と思う内容ばかり・・。経歴などについては、読んでみると「アメリカに行った事がある」などと書いてあり、ますます驚かされる。これでは日本のカイロプラクティック業界はますます大変だと思う。アメリカではカイロプラクティックの治療に関して正式に法律で決められているので(州によって異なる)勝手に自分の作り上げた内容、治療は訴訟の対象になる。実際に医師を訴える専門の弁護士なども多数存在し、好きあらば訴訟と考えているこの社会なので法の範囲をでて(もしくはグレーゾーン)での行動は命取りになる。英語だが、アメリカのカイロプラクティック団体american chiropractic association の見解を読んでみて欲しい。日本の情報とかなり違う、カイロプラクティック医師としての姿が少し見えると思う。
テクニックなどいろいろな考え方があって良いのだが、それはあくまでも最低限の教育を受けた上での話であり、素人が語る事ではないと私は思う。

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2010年1月28日木曜日

オンラインセミナー

カイロプラクティックのオンラインセミナーを朝から受講しました。毎年何回もセミナーに足を運ぶのですが、オンラインは初めてでした。思ったより解りやすい上、ソファーでくつろぎながら話を聞けるので快適でした。勿論英語ですが、これからは日本からでもオンラインのセミナーで勉強できるようになれば、日本の業界も少しレベルが上がるかもしれませんね。この業界、セミナーはとても大切です。医学は毎日進歩しているので、常に新しい情報を仕入れて治療に当たらないと取り残されてしまいます。昔ながらの方法で何十年も変わらない治療を続ける先生も確かにいますが、私は、出来る限り最新のテクニック、技術で患者さんの治療に当たるようにしています。今の治療と、5年前の治療とはすでにかなり違う治療をしています。常に最新の情報が仕入れられることは、アメリカでカイロプラクティック医師として仕事をしている理由の一つでもあります。

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2010年1月27日水曜日

オフィススペース決定!!

ついにオフィスの場所が決まりました。マンハッタンのど真ん中、ミッドタウンです。グランドセントラルの駅から2ブロックのとても良い場所に探せました。しかし実はこの辺りはニューヨークで最もカイロプラクティックが多い地域であり、歩いていてもビルの2階などにカイロプラクティックの看板が見えたりします。ニューヨークのカイロプラクティックは通常ビルの上の方の階にあるので歩いたりして発見することは少ないのですが、いかに激戦地区なのかを語っている様な気がします。

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2010年1月26日火曜日

原稿の締め切り

最近日本の鍼灸で最も有名な医道の日本さんに記事を書かせて頂くことになりました。以前より記事、書籍などを通じて日本のカイロプラクティック、整体、鍼灸などの業界に出来るだけ最新のアメリカ情報を伝えたいと思っていたので、とても良い機会になりました。言いたいことはたくさんあるのですが、まだまだ文章を書く力がなく、今度日本に帰ったときにでも、日本語の本を書く為のセミナーにでも出席しようかと考えています。もし、誰か良いセミナーを知っている方が見えたら是非教えてください。アメリカでカイロプラクティックを勉強し、治療体型を進化させてきたのですが、これを次ぎの人たちに伝えなければ、私の代で終わりになってしまいます。仲野整体のスタッフは常に一緒に勉強会をしているのですが、スタッフだけでなくより多くのドクターに情報を伝えなければと考えています。

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2010年1月25日月曜日

オフィスの場所

ニューヨークのオフィスをあける場所を探しているのですが、なかなか土地勘がないために苦戦しました。マンハッタンは大して広くないのですが、なんとマンハッタンの中だけで340人ものカイロプラクターがいます。日本の場合は自称カイロプラクター、自称カイロプラクティックの資格あり(笑)の人がほとんどなので人数が多い事もあまり関係ないのですが、本場アメリカのカイロプラターは当たり前ですが全員国家資格をもったドクターなので平均のレベルも大変高いです。ただこれだけドクターが密集していると逆にどこで開業してもあまり関係ないので気は楽です。学校などではドクターがいないとにオープンが基本と教えられましたが、マンハッタンでカイロプラクティックがないのはハーレムくらいなので、この作戦はつかえません・・。
さて、ニューヨークに来たことがある人なら解るかと思いますが、場所はミッドタウン周辺になりそうです。すべての地下鉄が通るので最もアクセスが良いこと、オフィス街なので人が集まりやすい事などが理由です。

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初ブログ

ニューヨークに引っ越して2ヶ月が経過しました。毎日、オフィスオープンの準備、セミナーに追われてあっという間の2ヶ月でした。アメリカのカイロプラクティックは保険診療の適応なので、そのシステムなども勉強しなければいけません。日本の場合はカイロプラクティックは一切保険が使えないので、全く違う医療システムですね。たまに日本で(カイロプラクティックに対して保険が使えます)と宣伝したり、実際に接骨院の保険を使ってしまう恐ろしい場所があるようですが、絶対にお勧めしません。日本の接骨院の保険の料金で本物のカイロプラクティックの治療を行うことは不可能だからです。真剣に勉強して日本でカイロプラクティックの治療をしている先生は絶対に保険診療はしません。なにやら初回から濃い内容になってしまいました・・・。

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